佐伯祐三
2019年 04月 20日
私は高校生の頃から佐伯祐三は好きな画家の一人で、当時それなりに影響を受けていた部分もあった。
15年前になるかな?ふとした事で佐伯祐三について話をしていた時、模写をしたいというので即席で実演して必要な事を伝えたんだけど、時間があまりなくて30分もかけずに描いた。とにかく混色やら、モチーフ選びについて、などなど、伝えながらの実演でした。その時の絵がこれキャンバスF6号油彩↓
1928年(昭3) 題名(納屋)
その時は、新しいキャンバスがなく、古いものをつぶして(その上に)描いた。そのせいで現在では絵の具の剥落がある。別に特別大切にしているという事もないのに、なぜかいつも見えるところにあるとそれなりに愛着もわいてくる。そして本物はこれ↓
今見ると模写とは全く違いますね。画集が曲がっているせいで少し長編が短めに見えるけど、模写に比べてもやはり模写より短い、写真では建物の壁に比べて地面がかなりくらいが、これは撮影の生で、実際は模写程度の明度だ。とはいえ、全く違うな!
時間をかけてないとはいえ、結構適当に写してるなと思う。ただ、先ほど話したように、写す事より、ナイフを大胆に扱う部分や繊細な部分、色の混色とかナイフの扱い方を知ってもらう事が主だったんおでまあいいかな。
普段は意識しないけど、改めて見るとなんかまたこんな感じに描いてみたくなるな〜
完璧にやらなくても模写をする事で、絵はいろんな事を教えてくれます。
by 8dsicdi096332
| 2019-04-20 20:32
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